「あめの帰るところ」
ほとんどCD→原作の順なので、原作のイメージ違う!となることはない私。
「あめの帰るところ」にどハマりして、原作も買いました。あめちゃんかわいい、かわいいよぅ。
先生になって、あめちゃんをかわいがりたくなる。先生の気持ちがよくわかる。
CDは大分端折っていて、音できいてみたい良いシーンがあったのになとちょっと残念。
原作泣けますが、CDでこのキャストだからこそ泣ける、というのが大きいです。
とにかく、あめちゃんは梶くんでもうほんとうにありがとう!ああもうかわいい。
梶くんはキャラによってハスキーボイスになってたまらん(ハスキーボイス大好物)です。
梶くんのこういうトーン、キャラ、あんまりないし、もうBLCDには出ないんでしょうねぇ。こういう梶くん、もっと聴きたかったな、とても残念。それだけに、この一枚はとても貴重ですよ。
ていうか、これカテゴリはBLですけど絡みシーン無いんですよ、キスだけ。なのに萌えてたまりません。BLはエロが無くても萌えられる、(ていうか泣ける)の良品。
もう30回くらい聴いてますけど、京都の旅館シーン、新幹線の別れシーンは30回目でもまだ泣けます。駅のアナウンスで迫る別れの時間、ステップに乗る先生の足音、非情なドアが閉まりますのアナウンス、ドアが閉まってもかすかにもれ聞こえるあめちゃんの泣声。この演出すばらしい、涙を誘って仕方ない。BGMも合ってる。このCDの演出担当が阿部さんで良かった!
イラストももうほんとうにぴったり。
攻めの先生ですが。
かなり変人ですが、共感する台詞が多々ありました。
CDでは省略されていた先生の台詞、
「誰かがいないと生きられない人がいるなら、ひとりじゃないと生きられない人もいる」
「別離は解放で、哀愁ではない」
「友達も恋人もつくることをやめて、人間を怖れて逃げて、孤独でいようとした」
衝突や軋轢を避け事なかれ主義を貫く。一見、社会性がある。
けれどプライベートでは親友や恋人など深い付き合いの人間は作らない。内面に入り込もうとしてくる人からは逃げる。別れに悲しみの感情がなくむしろ開放感さえある。人間に執着しない。執着する人間が存在しない。先生の”ひとりじゃないと生きられない”という台詞にはとても共感する。そんな私は親に『薄情な人間』と言われたことがある。確かにその通りで腹も立たない。
そんな”薄情な人間”だった先生をあめちゃんが変えた。そここそが萌えどころ。
文章に癖があり独特ですが、朝岡戻。せんせいのこのお話はとても素敵で萌えで癒しでした。良いご本に出会えましたw
薄情人間だった先生があめちゃんによって、とてつもなくやさしく思いやりに満ちた人間であることを、日野さんのやさしいやさしい声・演技で魅力いっぱいにしてくれました。もうほんとうにありがとう。
わたしには、”あめちゃん”が現れないまま、しわくちゃのおばあさんになって死んでいくんだろうけれど。
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